「給与の考え方」で美容室の善し・悪しが分かる!
2021/05/13
「美容師の地位向上がしたい!」
こんなことを言うサロンオーナーさんが増えたように思います。
もちろん良いことです。しかし、
「地位向上とは具体的に何ですか?」
とお聞きしたときに、ハッキリ答えれるオーナーさんは少ないかもしれません。
「地位向上」とは?―
それはズバリ言ってしまうと「お金」なんです。
つまり収入、給与のアップ。これこそが地位向上につながります。
美容師の仕事の尊さや、やりがいを世間に知ってもらう活動も、地位向上には大事なことでしょう。
しかし、お金が絶対的に大事です。ココの向上なくして地位向上は絵空事でしかありません。
「人生はお金じゃない」という人もいます。
そんなのはキレイ事です。
なぜなら、お金が無ければ、自分や家族の生活を守り、豊かにすることはできないからです。
美容師の平均年収は284万円と言われています。
年収284万円で、自分や家族の生活を守り豊かにしていくことができるでしょうか?
なかなか難しいと思います。
それに加えて、この年収では所得の高いお客様を相手にできません。
自分が豊かさを体験してないので、話しが合わないのです。
美容室は「職人の世界、給与は二の次」という感覚が根強い業界です。
でも、それを変革しなければ、地位向上も何もありません。
「スタッフの給与は上げたいとは思っている。でも今の売上では上げれないんです」
そんなサロンさんもあります。
もちろん、いろいろな事情があるでしょう。
でも、先に給与体系を変えて余ったお金で自分(オーナー)はやりくりする、ぐらいの思い切った変革をしなければ、なかなか給与体系を変えることは難しいのです。
地位向上を語る前に、オーナーが自分の身を削る覚悟があるか?
そして、お客様に笑顔を与えているスタッフの価値をあらためて考え、還元ができるか?
独立してお店を出して、人を雇うのであれば、その人を豊かにする責任があるのです。
「美容師は職人の世界。給与は二の次」の考えが強い中、従来の給与の考え方を変えて、休日、福利厚生も一般企業にひけを取らないほど充実させているサロンは、実はあります。
悪しき職人気質を捨てて、自社のスタッフと美容師の豊かさ、給与を本気で変えていきたいという想いを持ってます。
「うちのサロン・会社で働いて良かったと思ってもらいたい」
その想いだけでなく、実際にスタッフの豊さを高めているサロン。
このサロンは、スタッフから
「オーナー、私の給与下げたほうがいいんじゃないですか?(もらいすぎてるので)」
と言われてしまうほど、豊かさの満足度が高いです。
そして特徴的なのは、通常、美容師は美容技術で給料を判断されますが、このサロンでは「人の面倒見が良い」など、技術以外の貢献も給与に換算されるということです。
そのようなことも給与に換算することで、目立つ売上だけでなく、それを支える影のサポートにも光が当たります。
当然、スタッフは自分の頑張りが認められるのでやりがいが持てます。
また、「この仕事に対していくらほしいか?」をオーナーに遠慮なく交渉ができます。
もちろん、高い給与をもらえる具体的な取り組みをしているので、こちらのサロン・会社の経営は好調です。
給与や労働条件の低さで退職してしまう美容師さんが多い中、このようなサロンに転職できた方は幸せだと思います。
このように、給与についての考えや取り組みを聞いてみることで、サロンの善し・悪しが見えてきます。
面接のときに聞きにくければ、ぜひ、なびきゅうの転職コディネーターにご相談してください。代わりにお聞きします。
もちろん、こちらのサロンオーナーさんは喜んで答えてくれますよ。
「hair Luce(ルーチェ)」
ルーチェホールディングス株式会社
>>求人ページ「HAIR COLOR CAFE L・上地店(ヘアーカラーカフェ)」
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(文/なびきゅう事務局・つかたん)
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