カリスマを目指すな!ヒーローを目指そう!【後編】
2020/10/02
前回お伝えした「ヒーロー」の考え方とは反対に、
スタッフ全員に「オール5」を取らせたがるサロンがあります。
美容師の仕事の能力において、3の能力のところを5にすることはできますが、1の能力を3にしていくには大変な労力がかかります。
では、オール5を目指して弱いところに注力してしまうと、どうなるか?
結局、強みのない平凡な美容師になってしまいます。
これは、みんながキレンジャーになるようなものです。
それだったら、強みなこと、得意なことをガンガン伸ばしたほうがいい。
では、強みを伸ばしたアカレンジャー。弱いところはどうするの?
それは、モモレンジャーに助けてもらえばよいのです。
みんなが個々の得意・不得意を理解している環境であれば、
お互いにフォローができるので自分の得意なことで活躍することができます。
スタッフそれぞれの「ココいいな!」という良いところ。
それを得意技にしてくれて、活躍の機会ができるサロンは働いていて楽しいです。
スタッフはみんな活き活きしています。
そのためには、オーナーがその人の良いところを常に探して、スタッフ1人1人の活きる道をつくってあげることが大切です。
例えば、技術は不得意で売上100万まで行かないけど、「面倒見が良い」という得意なことをオーナーに認められ、そのサロン・会社のマネージャーとして大活躍している美容師さんがいます。
この方は、率先してどんな人の話もちゃんと聞くことができました。
例えば、夜遅くでも他のスタッフの悩みを聞いてあげれる人でした。そんな、人間的なマネジメントができるという得意なことを見い出されたのです。
「ヒーロー的サロン」は、このように「良いところ、得意なことを見つけよう!」という気質があります。
得意なことで役割を与えらると、人は自信と責任を持ちます。
失敗も前向きに捉えてどんどん成長していけます。
あなたの良さを見つけてくれて、やりたいことを応援してくれる。伸ばしてくれる。
そして、お客様も喜んでくれる。仕事をしていて楽しい!と感じられる。
そんな「ヒーロー的サロン」が岡崎市にあります。
「hair Luce(ルーチェ)」
ルーチェホールディングス株式会社
>>求人ページ「HAIR COLOR CAFE L・上地店(ヘアーカラーカフェ)」
こちらのサロンでは、上記でご紹介したマネージャーさんをはじめ、ヘッドスパやまつエク、ブライダルなど、スタッフそれぞれが好きなこと・得意なことで活躍しています。
みんなが得意を活かしお互いをフォローしているので、チームワークは素晴らしく、お客様との信頼関係も強い。
カリスマはいなくても、地域でビックリするような売上を上げています。
ぜひ、サロン見学で「ヒーロー的サロン」の雰囲気を感じてみてください。
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(文/なびきゅう事務局・つかたん)
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