一生、美容師を続ける秘訣!
2020/07/10
1960年代、世界の美容の歴史を塗り替え、女性の生き方をも変えた伝説のヘアドレッサー。
『ヴィダル・サスーン』
その技術やブームが日本に入り、レザーカットが主流であった美容室が
革新的な技術・技能の飛躍的な向上により、
カット&パーマのみで売上を伸ばすことが出来るようになり、
“美容師の仕事の分業化”が始まりました。
ただ、それ以降「冠婚葬祭」に係わる仕事を、美容室の営業メニューから排除する
動きが加速度を増してしまいました。
実は、本来の美容師の仕事は「冠婚葬祭」という日本の文化に触れる仕事でした。
セット・アップ・メイク・着付(ゆかた、留袖、訪問着、振袖、袴、和装花嫁着付)、
そして知識。
お客様の人生の門出である「冠婚葬祭に必要な技術や知識」を捨てる。
これは、美容師の『お客様の人生に寄り添う』という大義を
忘れてしまったとも言えることです…。
カット&パーマという施術がサロン営業の中心となり、施術の分業化が始まり、
すべてのサービスが旅館のサービス(サービス集約型)から、
ホテルのサービス(個別専門性)にシフトしていきました。
「美容の知識と技術。」
「すべてを知っている。」
「そして、すべて出来る。」
私はこの仕事のスタンスが、一生美容師として人生を送れる秘訣だったように思えてなりません。
カット&パーマやカット&ブロー、カラーだけの美容技術では、
自分が年齢を増した時にどれだけの支持をお客様から頂けるのでしょうか?
40代50代のサロンスタッフが活き活きと仕事している美容室がどれくらいありますか?
独立だけが美容師としての生き方とも思えません。
一人の美容師として、お客様や地域に支持される職業として、お客様の人生を支える美容師として、
もう一度「冠婚葬祭」の知識と技術を養っていただきたいと思います。
そうすることで一生涯美容師として、素晴らしい人生を歩んでいけると思います。
『日本の美容業界の歴史を知っていますか?~忘れかけている大切なことを少しずつ~』
美容が大好きで一生美容に関わっていきたい!という方にお伝えします。
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<情報提供元:株式会社マリエ 長谷川代表>
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(文/なびきゅう事務局・だだいん)
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