給与の源泉が単価である理由
2020/02/20
あなたの給与の源泉である売上を上げるためには、客数を増やすか、単価を上げるかです。
「売上=客数×客単価」
以前は単価を上げようとするとお客様の不満につながることもあるので、
客数を増やす施策を重視するお店が多かったように思います。
しかし、最近は客単価を上げる施策をしようというお店が増えています。
背景には
1、情報過多に加え、美容室の数が増え続けている
2、今後の少子高齢化の影響を考え、準備をしておきたい
3、お客様の来店スパンが伸びている
という市場の現状があるため、
1、新規客数を増やそうにも、ライバル店の情報も多く、成果が出にくいのでは?
2、そもそも日本の人口が変化するのだから、今のうちに対策を取って準備しよう。
と考える傾向にあると言えます。
さらに、お客様の来店スパンが伸びているという点については、
景気は良くなっても消費者の財布の紐は固いままと言われる昨今。
物価上昇や先行きの不安がその理由。
更に最近上昇している家計の悩みが「通信費」。
携帯電話や通信費、課金ゲームにかけるお金が急激に増えているそうです。
つまり美容にかける優先順位が下がってしまう。
あなたのライバルはあなたが持っている携帯だとも言えるのです。
1年間に通う美容室の数が減ってしまうのも仕方がないこと。
早く来て下さいとお願いしても中々そうはいかないのも理解できます。
であれば、単価を上げる施策を打とういうことです。
「来て頂いた時には少しでもお金をかけてきれいになって欲しい。」
結果的に単価を上げる施策が、今後のあなたにとっても重要なメリットを生み出すのです。
単価が上がるという理由は2つ。
お客様が、
①あなたの人間性を信用している
②あなたのアドバイスやおススメに効果を期待している
あなたが、
①お客様に信用頂けるだけの人間性を身に着けている
②お客様に期待して頂けるだけ効果がある商品・メニューを見つけている
③お客様を想ってアドバイスやおススメが出来ている
という状態でないと、単価は上がっていないのです。
つまり、
①美容師としての成長
があって単価が上がり、これはさらに
②紹介獲得
という客数の増加も生むのです。
結果、単価を上げることがどんな市場の状況でも
影響されにくい紹介という客数増の施策にもつながっているということです。
さあ、頑張りましょう!
具体的な単価の上げ方については、また別の機会で。
(文/なびきゅう事務局・だだいん)
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