美容室はホテルではなく旅館であれ！

2020/09/01

#美容業界の歴史 , #キャリアアップ

あなたは旅館派ですか？それともホテル派？

好みが分かれるとは思いますが、若い方でも旅館派が増えていると思いませんか？

ちなみに私は旅館派です。

仕事ではホテルを利用しますが、プライベートで心からゆっくりしたい、日々の忙しさから離れたいときは、やっぱり「旅館」を選びます。

落ち着く内装、畳、和の庭園。

人気の宿であれば、美味しい料理、ベッドや布団、温泉露店風呂を全て部屋で満喫できる。

自分の空間(部屋)から一歩も外に出なくても、全てのサービスを受けることができるため、

観光でなく、宿を旅行の目的としてゆっくりする方も多いのではないでしょうか？

旅館は『サービス一点集中型』。

部屋や食事だけでなく、時間美や空間美までがおもてなし。

ホテルは『サービス分業型』。

部屋は超快適でも、例えば食事は自分の好みに応じて外でも結構ですというスタンス。

年代に応じて嗜好は変化していくものの、なぜ旅館が好まれるようになっているのか？

それは、

「一か所で全てのサービスが受けられる」

「空間や時間にまでも癒される」

という、日本人のサービスの原点が旅館にあるからではないかと思うのです。

美容室業界も同じことが求められると思いませんか？

「アップできますか？着付けできますか？」と尋ねられた経験がありませんか？

美容師としての仕事の領域が狭くなっていると感じませんか？

サービスを分業化してしまっては、お客様の本当の喜びや感動を見ることができません。

皆さんも知らず知らずのうちに、いつしか欧米の分業制サービスをしているのです。

これでは実は！日本人の心を掴むことができないということを知って頂きたいのです。

『日本の美容業界の歴史を知っていますか？～忘れかけている大切なことを少しずつ～』

美容が大好きで一生美容に関わっていきたい！という方にお伝えします。

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株式会社マリエ　長谷川代表

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（文／なびきゅう事務局・だだいん）

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