『カラー VS パーマ』これからの美容師に必要なスキルはどっち?【前編】
2020/08/15
近ごろ、美容室自体が美容師を稼げない職業にしてしまっています。
美容師を代表するサービスと言えば、カット、カラー、パーマ。
さて、この中で近年特に業界が力を入れているのはどれでしょう?
答えは「カラー」です。
美容メーカー各社がこぞってカラーの新商品開発に力を入れ、
美容室でもカラーの取り組みを強化するところが増加しています。
その理由としては、カラーがお客様ニーズが高いことももちろんありますが、
実は「パーマへの苦手意識がある」ということについて、ほとんどの美容師が目をつぶっています。
カラーへの意識が高まる反面、今の美容師は、理想の女性像をカタチにできるものを捨ててしまっています。
それが「パーマ」です。
とある大手美容室グループでは、メニューからパーマを外してしまったところもあるようです。
実はこの「カラー拡大、パーマ衰退」という傾向を、
美容師自体が作ってしまっているのは大きな問題なのです。
▇ なぜ、多くの美容師はパーマを捨ててしまったのか?
現状、多くの美容師の平均パーマ比率は10%以下と言われており、伸び悩んでいる美容師さんは多いです。
そもそも「パーマを提案しない」という選択をする美容室が出てきているほど、その状況は深刻です。
では、お客様のパーマのニーズは減ったのでしょうか?
そんなことは全くないです。
これは、各雑誌のモデルのヘアスタイルを見れば分かります。
ストレートのモデルは少ないですよね?
当然、美容師はパーマをおすすめできる状態にしておくべきです。
また、売上(お客様満足)で見た場合も、客単価はカラーのみよりパーマをプラスしたほうが
高くなるので、おすすめしないのはマイナスなはず。
ではなぜ、そんなパーマを美容師はおすすめしなくなったのでしょうか?
それは、
「美容師が技術的にパーマができなくなってきた」からであり、
「パーマは傷むという美容師の思い込み」と、
「よりカンタンに施術できるカラーに走った結果」なのです!
次回【後編】で詳しくお話します。
<情報提供元サロン>
「Pure Hearts(ピュアハーツ)」
株式会社Pure Hearts
<関連記事>
『カラー VS パーマ』これからの美容師に必要なスキルはどっち?【後編】
(文/なびきゅう事務局・つかたん)
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