あなたの「長所」を魅力的に伝える方法【前編】
2020/05/15
採用面談のときに、オーナーからよく聞かれる質問の中で、
「あなたの長所は何ですか?」というものがあります。
この質問に対する求職者さんの回答で「もったいない!」と思うことが多々あります。
それは、その求職者さんが持っている良さや魅力がしっかり伝わらない回答だったからです。
「あなたの長所は何ですか?」
例えば、あなただったら何と答えますか?
長所というのは例えば、
・「何事にも前向きに取り組める」
・「人との協調性を大事にする」
・「行動力がある」
といったことですね。
しかし、長所というのは一般的には案外ぼんやりとしているので、
相手がうまくイメージできず、その魅力がしっかり伝わらないことが多いのです。
もちろん、そこから相手が詳しく聞いてくれたらいいですが、
「あっ、そうなんですね」と、あっさり次の質問に行ってしまうことも多いです。
するとせっかくのアピールポイントである、あなたの魅力が、
オーナーにちゃんと伝わらないことになります。
これが採用の合否に関わることがあるかもしれません。
しかし、長所というのはカンタンに魅力的にできます。
それは、
「具体的なエピソードを1つ加える」です。
例えば、「行動力がある」という長所を伝えたいとすれば、
『私の長所は行動力があるところです。例えば、前のサロンではオーディション制で
ランクが上がっていったのですが、私はいつまでにこのランクに到達する!という
目標を立てて、そのための練習スケジュールを自分で立てました。
そして、練習では分からないところ、苦手なところは積極的に先輩、オーナーに
アドバイスをお願いし取り入れて、合格することができました!』
というような、具体的なエピソード(かんたんな事例)を入れて話をしてみましょう。
これだけで随分と印象が変わりませんか?
エピソードを入れることで、あなたの長所を具体化(イメージ化)して伝えられるようになるので、
相手へより強いアピールができるようになり、さらに記憶にも残りやすくなるのです。
次回【後編】で、そのエピソードを踏まえた長所を魅力的に伝えるワークをご紹介します!
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(文/なびきゅう事務局・つかたん)
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