美容業界の現状を知って自分を売り込む
2020/03/18
皆さんが所属する、あるいは戻られようとしている美容業界。
美容室に限っていうと、
・美容室の数:24万件
・美容師の数:48万人(愛知3万人、岐阜8,000人、三重7,000人)
・毎年の増減:1500店舗ずつ増えている
・1店舗あたりの美容師の数:1店舗1.7人
・1店舗あたりの平均顧客数(生存カルテ数):550人(名古屋市)
・1店舗あたりの平均月商:440万円(名古屋市)
と言われています。
ちなみに、名古屋市は全国で2番目に対象顧客数に対して店舗数が多い地区(激戦区)です。
というと、皆さんは美容師としてどう感じますか?
チャンスがあると感じる人、厳しいと感じる人。
様々いらっしゃるでしょう。
美容師は希少価値?
激戦区なら自分をもっと売り込める?
美容室の景気は良いの?悪いの?
お客様を増やすならどこの地区?
給与を増やすならどこに行けば良い?
など、自分の働く市場から会社やお店を選ぶことも選択基準の1つです。
自分のスキルを磨くことは前提として、市場を知って自分が狙うお客様層を明確にする。
自分を採用するメリットを明確にして、自分を売り込む!
社会人としては当然のことですが、最近の求職者の方とお会いすると、少しここが足らないのかな?と感じます。
『自分が働く環境は自分で創る』
『自分が働く条件は自分で引き出す』
これからの美容師(日本の社会人全体もですが)は、「自立意識」を持たなければ生き残れないと言われます。
会社やお店が自分を守ってくれるわけではない。
市場から見ると美容室経営は必ずしも楽な市場ではなく、むしろ厳しい状況にあるとも思えます。
経営者も人は欲しいけど大勢を雇い、辞めてしまって無駄な人件費を払うのはリスクなので厳選したい。
経営者に頼っているだけでは自分すら守れない(家族を守るのは至難の業)。
であれば、自分を守り、経営者(オーナー)にも頼りにして頂けるような準備をして
就職・転職活動に活かして下さいね。
(文:なびきゅう事務局・だだいん)
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